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電子ネットワーク協議会は、インターネット関連の相談や通報を受け付けている窓口同士の連携を図る「ホットライン関連組織連絡協議会（仮称）」の設立に向けた準備会合を22日に開催する。
インターネットの利用が拡大するにともない、違法コンテンツの掲載やプライバシーの侵害、詐欺などのトラブルが増加しているが、利用者にとってはどこに相談を持ち込めばいいのか、あるいはトラブルの内容によって、いくつもある窓口のどこに相談すればいいのかわからないのが実状だ。一方、相談を受け付ける個々の機関にとってもそれは同様で、対応できないトラブルについて、相談窓口の“たらい回し”にされてしまうことも少なくない。
こういった問題に対して電子ネットワーク協議会では、行政や企業、消費者団体が連携を図っていく必要があると判断。相談窓口の実務者の意見交換を通じて、窓口組織同士の情報共有やネットワーク作りを検討していくことにした。22日の会合には、違法情報や著作権侵害といったコンテンツ関係の窓口関係者だけでなく、消費者相談関係団体などから50名以上が参加する見込みだ。
(2000/12/11)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]