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米Palmをは13日、米AppForgeと提携し、「AppForge Booster」ランタイムソフトウエアをライセンスし、配布することを発表した。このソフトウェアをPalmOSプラットフォーム上にインストールすると、AppForgeの開発環境でMicrosoftの「Visual Basic」を使って開発されたアプリケーションをPalm上で動作させることができる。
AppForgeは1999年に設立され、MicrosoftのVisual Basicを用いてPalmのソフトウェアを開発するための開発環境を開発してきたが、このランタイムソフトウェアがPalmにライセンスされ配布されることにより、Visual Basicにより開発されることの多い企業内カスタマーアプリケーションをPalmに移植することが容易になると予想される。
Palmの副社長Jerry Jalaba氏は「この発表はすごいニュースだ。なぜならそれがVisual Basicで書かれたアプリケーションという大宇宙にPalmのユーザーを導いてくれるからだ」とコメントした。
PalmがAppForge Boosterを配布し始めるのは2001年の初頭になる見通しで、無料配布される予定だ。なお、AppForge BoosterやAppForgeの開発環境は、現在でもAppForgeのサイトからダウンロードできる。
(2000/12/14)
[Reported by taiga@scientist.com]