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Panasonic Hi-HOの「フレッツ・ADSLコース」は月額1,500円

■URL
http://home.hi-ho.ne.jp/ (Panasonic Hi-HO)
http://www.interlink.or.jp/ (インターリンク)

 松下電器産業は14日、同社の運営するISP「Panasonic Hi-HO」が、NTT東西地域会社の定額制アクセスサービス「フレッツ・ADSL」に対応すると発表した。月額1,500円の「フレッツ・ADSLコース」を用意する。16日から資料請求を受け付け、NTT東西のサービスが始まりしだい提供を開始する。NTT東西に支払うフレッツ・ADSLの月額料金4,800円と合わせ、月額6,300円で最通信速度が1.5Mbps(下り)の常時接続環境が利用できることになる(電話サービスと1本の回線を共有するタイプ、加入者電話の基本料金は除く)。

 Panasonic Hi-HOでは現在、ダイヤルアップ接続用に、利用時間無制限の「固定料金コース」を月額1,800円で提供しているが、フレッツ・ADSLコースはこれよりも300円安い。「戦略的な意味あい」を持つこの料金設定により、Panasonic Hi-HOにおけるブロードバンドユーザーの増加を狙う考えだ。なお、「フレッツ・ISDN」を利用した従来の常時接続環境は、固定料金コースと組み合わせて月額6,300円。初期費用がまだまだ高いとはいえ、それと同じ月額料金で、通信速度が10倍以上のサービスが利用できるわけだ。

 なお、Panasonic Hi-HOではすでに12日、イーアクセスのADSLサービスを利用した「まとめてADSLコース」も月額6,500円で開始することを発表している(電話サービスと1本の回線を共有するタイプ、加入者電話の基本料金は除く)。同社では、2社のADSL回線サービスに対応することで、ブロードバンドサービスが利用できるエリアを少しでも大きくしていく方針だ。

 ISP側のフレッツ・ADSL対応についてはこのほか、インターリンクが14日、月額2,000円の「ZOOT for ADSL」を開始することを発表している。また、スケジュールや料金は未定だが、@niftyも対応を予定しているほか、So-netでも対応に向けて準備中だとしている。

(2000/12/14)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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