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http://newsroom.ac.com/news/dynamicpressrelease.cfm?ID=160
米Andersen Consultingは14日、ホリデーシーズンのオンラインショッピングにおいて、小売り業者が注文の92%の受注処理に成功したとする調査報告を発表した。また、オンライン小売り業者と実店舗やカタログ販売業者との間で、サービスの差が急速に縮まっているか、完全になくなっているという。
同調査によると、オンラインショップや小売り業者らは今年、オンラインショッピングの簡便性や迅速性、信頼性を向上したという。1999年の調査では、受注処理率は75%弱だったが、今年は92%と大幅に向上している。
今年の調査では、97のショッピングサイトで563件の注文を行ない、実際に購入できるかどうかを調査した。これらの注文のうち、実際に購入できたのは517件で、購入できなかったのは8%であったが、昨年の25%に比べると大幅に改善しているという。失敗した原因は、サイトが注文を受け付けなかったり、クラッシュしたり、構築中だったり、アクセス不可能なことなど、多岐に渡っている。
AndersenのパートナーであるRobert Mann氏は「今シーズンは昨年に比べ、オンラインショッピングが買い物客にとってよりよい選択肢になっている。オンライン小売り業者は昨年の失敗から学び、サービスやサプライチェーンの問題を改善した」と分析している。
(2000/12/18)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]