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■URL
http://www.handspring.com/company/pr37.jhtml
米Handspringは18日、同社のPalm互換PDA「Visor」をGSM対応携帯電話として利用できるようにする拡張モジュール「VisorPhone」を発売した。VisorPhoneは現在Handspring社のページでオンラインでのみ販売されており、米国の携帯電話会社Cingular Wirelessと契約している人は299ドルで手に入れることができる。
VisorPhoneには、電池、スピーカー、アンテナが装備され、3つのボタン(電源スイッチ、音声通話とショートメッセージモードの切替)で簡単に操作できる。また他の拡張モジュールと同様に拡張モジュールを差し込むだけでソフトウェアのインストール、アンインストールが自動的に行なわれる。その際、Visorの電源は入れたままでもかまわない。
米国ではビジネスマンの間で携帯電話がよく利用されるようになってきており、Visorが携帯電話に変身するこの拡張モジュールはVisorのキラー「アプリケーション」になるのではないかとの予測すらなされていた。
HandspringではVisorPhoneを2001年初頭までにオンライン以外の店頭で販売できるようにするほか、北米の他の地域でも利用できるように徐々にエリアを拡大していく考えだ。
(2000/12/19)
[Reported by taiga@scientist.com]