|
■URL
http://www.nttcom.co.jp/siteangel/
NTTコムウェアは12日、BMCソフトウェアと提携してウェブサイトのパフォーマンス測定サービスを3月より提供すると発表した。BMCのモニタリングツール「SiteAngel」をNTTコムウェアのデータセンターに設置し、企業のウェブサイトにファイアウォールの外側からアクセスすることで、一般のネットユーザーと同じような視点から測定する。
SiteAngelの特徴は、サーバーのレスポンスタイムやDNSルックアップタイム、HTMLダウンロードタイムといった個々の項目だけでなく、ウェブサイトで実際に発生するトランザクションを測定できること。例えば、「株の取引をする」「商品を注文する」といった一連の行動を自動ロボットにプログラムし、定期的にアクセスすることで、ユーザーが行なうトランザクションを擬似的に発生させる仕組みだ。
料金は、測定する周期により異なり、6時間周期から5分周期まで7段階用意されている。金融サイトなどクリティカルなサービスについては5分周期で、逆にヘルプメニューなど問題なく公開されていることが確認できればいいようなページについては6時間周期で測定するといった選択になる。標準的な1時間周期の場合、一つのプログラムにつき年額48万円となっている。
NTTコムウェアでは、金融サイトやポータルサイトなどをターゲットに同サービスを展開していくほか、新たにiモード用サイトを測定するサービスの開発も進める考えだ。
(2001/1/12)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]