【調査結果】

2000年12月のトップ100サイト、ポータルサイトが上位を占める

■URL
http://www.pcdataonline.com/press/pcdo011101.asp

 米PC Data Onlineは、2000年12月における米国WWWサイトのトラフィック上位100サイトを発表した。ホリデーシーズンの影響でECサイトが好調だったが、これらを抑えてポータルサイトが上位を占めた。

 首位は22カ月連続のyahoo.comで、ユニークユーザー数は11月に比べて2.8%増の6,500万人となっている。2位はaol.comでユニークユーザー数は同1.8%増の5,300万人、3位はmsn.comで同1.6%増の4,700万人。上位10サイトのうち最も増加率が高かったのは、9位にランクしたlycos.comで、増加率12.2%で2,600万人のユニークユーザーを獲得した。

 同社調査分析部門のディレクターを務めるJohn Megahed氏は「yahoo.com、aol.comおよびmsn.comは必ずしも小売りサイトとして知られているわけではないが、最も巨大なオンラインショッピングモールとして機能した。ポータルサイトとしての効力を発揮し、オンライン店舗に数百万人もの消費者を導いた」と分析している。

 小売りサイト大手のAmazon.comは、ホリデーシーズンの恩恵を受け、ユニークユーザー数を前月の2,600万人から2,850万人に増やして8位にランクした。このほか、100位以内の小売りサイトには、44位のwalmart.com(1,100万人)、53位のtoysrus.com(930万人)、59位のcdnow.com(860万人)、65位のbarnesandnoble.com(830万人)、68位のbluelight.com(810万人)、72位のbuy.com(800万人)、95位のbestbuy.com(670万人)、100位のsears.com(650万人)がある。

(2001/1/15)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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