【業界動向】

Operaと米QUALCOMMが提携~「Opera」と「Eudora」をバンドル

■URL
http://www.opera.com/pressreleases/20010115.html

 Webブラウザー「Opera」を開発するノルウェーのOpera Softwareは、電子メールクライアント「Eudora」を開発する米QUALCOMMとマーケティング契約を結んだことを明らかにした。両社は、OperaとEudoraをバンドルして各社の配布チャンネルを通じて提供するほか、両社のWebサイトでプロモーションを行なう。

 Operaは、軽量で高速なブラウザーとして人気が高い「第3のブラウザー」。2000年12月にリリースされたバージョン5.0以降、広告表示によって無料で使用できるようになった。一方、Eudoraは、有料のペイドモード、フル機能を広告表示により無料で使えるスポンサードモード、無料だが機能制限のあるライトモードが用意されている。

 両社の提携について、Opera Softwareで販売を担当するRolf Assev副社長は「主要な独立系ブラウザー会社と電子メールクライアントの開発会社が、お互いの人気製品の配布について協力するものだ。両社提携により、OperaとEudoraのユーザー拡大を促進すると確信している」と語っている。

(2001/1/18)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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