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■URL
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2001-02/sunflash.20010205.1.html
米Sun Microsystemsは5日、Webサービス向けの次世代環境「Sun Open Net Environment (Sun ONE)」を発表した。Sun ONEは包括的でオープンなアーキテクチャーや製品を提供するもので、Sunが掲げるインターネットにおけるオープンなサービスの開発・配信に向けた構想「Service Driven Network」を実現するもの。米MicrosoftのWebサービス構想「.NET」に対抗するものだ。
Sun ONEを構成する主要な要素は、Webサービスの開発・組み立て。配信をするための包括的な製品、および今後2年間のロードマップを提供するというもの。Sun ONEのアーキテクチャーはオープンな標準規格に基づいたものする。また、Webサービスを拡張し、要求者のIDや場所、時間などに応じてスマートなWebサービスを提供できるようにする。 同社のScott McNealy会長兼CEOは「いまや我々は、Webサービスに関連性をもたらし、よりスマートにする」とアピール。今回の発表の核心は、開発者や企業、消費者向けに簡便性に焦点を絞ったことで、「あなたが電気を使うために原子力発電所を稼働させる必要がないのと同様に、サービスを利用するためにソフトウェアについて知る必要はない」と語っている。
(2001/2/6)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]