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森下仁丹は4月をめどに、同社のウェブサイト「健康の王国」のコンテンツをリニューアルし、健康食品や基礎化粧品、美容グッズなどのネット直販事業を強化する。
同社ではこれまで、新聞広告などを通じて直販事業を展開してきたが、昨年5月にウェブ上での販売も開始。現在、インターネット会員の登録者数は約1万人に上り、ひと月あたり千数百人の購入者があるという。ただし、現時点ではウェブ通販による売上の比率ははまだ小さく、メインはあくまでも紙媒体によるもの。これに対し同社では、同社製品の購入者が40歳代以上が多いことから、現在インターネットをよく利用している35歳前後のユーザーが40歳代になる5年後を目標に、iモードやデジタル放送なども含め、ネット直販の比率を50%にまで高めたいとしている。
4月には健康や美容に関する情報を配信するメールマガジンも創刊し、同社製品への関心を促す。毎月1,000人程度の読者登録を見込んでおり、そのうちの1割程度を直販会員に結びつけたい考えだ。
(2001/2/7)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]