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http://209.249.142.22/press_releases/PDF/pr_010208.pdf
米調査会社Nielsen//NetRatingsは8日、米国におけるブロードバンドの利用者が著しく増加しているとの調査結果を発表した。
それによるとISDN、LAN、ケーブルモデム、DSLの利用者は1999年12月の調査時に比べ、148%増加していることが分かった。1年前にブロードバンドを利用していた500万人の人が2000年の12月には1,200万人に増加していた計算になる。
ブロードバンドがこのように普及している理由について、NetRatingsのインターネットメディア戦略担当部長T.S.Kelly氏は「ストリーミングメディアは家になくてはならないサービスとなっており、ユーザーが高速ウェブアクセスに変更するための主要なインセンティブとなっている」とコメントした。
また、現在最も多くの人が接続しているスピードは56Kbpsで、このスピードで接続している人の割合は去年に比べて87%増加した。また、これよりも遅いスピードで接続している人の数は減少しており、Kelly氏によれば「56Kbpsでモデム接続している人の数は成長傾向にあり、これは無料ISPの増加による影響が大きいだろう」とこの数字を分析している。
スピード |
1999年利用者数(割合) |
2000年利用者数(割合) |
年間変化 |
14.4Kbps |
6,085,496 ( 8.3%) |
4,842,498 ( 5.0%) |
-20.4% |
28.8/33.6Kbps |
31,602,183(43.1%) |
22,959,580(23.6%) |
-27.3% |
56Kbps |
30,911,501(42.2%) |
57,898,012(59.4%) |
87.3% |
高速接続 |
4,724,677 ( 6.4%) |
11,704,581(12.0%) |
147.7% |
(2001/2/9)
[Reported by taiga@scientist.com]