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■URL
http://www.nifty.com/worldfishing/
ニフティとゲーム制作会社のアキは13日、オンライン釣りゲームと3Dチャットを組み合わせたサービス「World Fishing」を19日より@niftyで開始すると発表した。プレイ中に釣り場で出会った他のプレイヤーとチャットで会話したり情報交換しながら、ルアーフィッシングが楽しめる。料金は月額380円で、2月28日まで無料で提供する。
ブラックバスなどルアーで釣れる魚はもちろん、金魚やクジラなど実際にはルアーでは釣れないような魚、さらにはカメやペンギンなどの魚以外のものまで、淡水/海水を問わずルアー1本で釣れるのが特徴。知識やテクニックが必要になる完全なシミュレーションゲームではなく、釣りファン以外のユーザーにも参加できるよう、単純に釣って楽しいゲームを目指したという。現在用意されている釣り場は、日本各地の海や湖沼、川およびハワイをイメージしたエリア。最終的には、アマゾン川や南極など世界各地をカバーするほか、例えば水銀の海というような空想上の釣り場も検討しているという。釣った魚は種類やサイズに応じてポイントが発生し、釣り具や舟などを購入することができるほか、釣りコンテストなどのイベントも開催していく。
釣った魚は自分専用の“水槽”で飼育できるようになっており、環境ソフト的な楽しみ方もある。また、アルバムに記録しておけるため、単に釣りをするだけでなく、100種類にも達するという魚をコレクションする楽しみもある。すべての魚をコンプリートするには、他のプレイヤーと情報を交換したり、お互いの持っている魚を交換するなどのコミュニケーションが必要だ。さらに4月以降は、持ち寄った魚を交配させて新種の魚を作る機能も追加する予定だ。
World Fishingは、Windows版のInternet Explorer 4.0以上またはNetscape Navigator 4.0以上に対応。無償配布するプラグイン「Matrix Engine1.0」により、ブラウザー上でリアルタイム3D表示が可能になる。ゲームはすべてオンライン状態で展開され、各釣り場のエリアごとにデータが読み込まれる仕組みだ。エリアデータは250~300KB程度で、ボートなどのデータを含むと500KB~1MB程度になる。ニフティでは、常時接続のブロードバンド対応サービスとしてWorld Fishingを開始するが、56kbps接続でも利用は可能だとしている。“コミュニケーションゲーム”の第1弾として、2002年3月までに10万人の利用を見込んでいる。
(2001/2/13)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]