【新サービス】

エキサイトが検索を強化 ~リンクネット方式を導入、翻訳検索も

■URL
http://www.excite.co.jp/

リニューアルした検索画面
 エキサイト株式会社は、ポータルサイト「エキサイト」の検索機能を強化、検索結果表示画面を含めたリニューアルを行なった。

 従来のエキサイトの検索では、複数の検索ワードを入力した場合、そのなかのどれか1つが入っているWebページでも拾ってくる「OR検索」方式を採用していた。しかしこの方式だと必要以上に多くのWebページが検索結果に表示されるため、これを「AND検索」方式に変更、絞り込むことで検索精度の向上を図ったものだ。また検索技術の面でも、各Webページのリンク数を計算してその数値が高いものを優先する「リンクネット方式」などの新方式を導入、より性能を高めている。
 検索結果の表示画面も改良された。全文検索の「ウェブ検索」、ディレクトリーの「カテゴリ検索」、ニュース記事の「ニュース検索」、そして「翻訳検索」の4つのタブに集約することで、検索結果へのアクセスを分かりやすくしている。新しく加わった「翻訳検索」は、検索ワードを日本語から英語に翻訳して英語のWebページを検索、その結果を日本語に再翻訳して表示する機能だ。この機能は従来「エキサイト翻訳」コーナーから提供していたものだが、今回から通常の検索と連携し、タブを1回クリックするだけで翻訳検索が可能となった。さらに、検索結果に表示されたURLをオンラインで保存・閲覧できる「ブックマーク機能」も加わっている。これら新機能の一方で、従来の「オーバービュー」タブや、検索ワードから関連語句を表示する「ワードナビゲーター」機能は廃止された。

 エキサイトでは、全体のページビューのうち検索へのアクセスが現在は2~3割になっており、今回のリニューアルでアクセス向上を図る。なお今回、「エキサイト翻訳」の使用エンジンが従来の「e-lingo」から「Amikai」に変更され、1つのWebページで原文と翻訳結果を並べての表示も可能となっている。

(2001/2/15)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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