【業界動向】

米プロバイダーのJuno、独Deutsche Bank Groupとネット接続で契約

■URL
http://www.juno.com/corp/news/dfs.html

 米プロバイダー大手のJuno Online Servicesは15日、独Deutsche Bank Groupの米Deutsche Financial Services(DFS)と契約し、Junoのインターネット接続サービスをDFSの顧客に共同ブランドで提供すると発表した。これにより、DFSは顧客向けに、WeベースのECプログラムの利用を推進するとしている。

 両社契約により、Junoの有料ダイヤルアップ接続と広帯域サービス「Juno Express」を、DFSの顧客であるモータースポーツやRV、プレハブ住宅、マリンスポーツ関連のディーラーに提供していく。また共同ブランドのサービスはDFSの社員にも提供される。 両社の共同ブランドのサービスは、ディーラーがDFSのオンラインツール「dfsConnect」を容易に利用できるようにカスタマイズされる。dfsConnectは、顧客が口座のチェックやクレジットの申し込みや状況チェック、支払い、資産状況の監視などの機能を備えている。

 Junoは無料と有料のインターネット接続サービスを提供している大手プロバイダー。同社は無料サービスを広告収入により運営しているが、景気減速に伴って広告収入は減少傾向にある。同社は企業向けにサービスを提供することで、新たな収益源を確保する狙い。

(2001/2/16)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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