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バーコードリーダー
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カタログより。マイクロバーコードと定規(1cm)の大きさを比べてみた
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具体的には、ユーザーがオンラインショッピングを行なう時、キーボードやマウスを使って入力をする代わりに、紙のカタログのバーコードを読み込んで入力する形となる。商品選択だけでなく、注文決定もバーコード読み取りで可能なため、キーボードなどにまったく触らずに注文を済ませることも可能だ。いわば同社の提案する「クリックのないインターネット」を象徴する存在といえる。
今回利用するバーコードは世界最小の「マイクロバーコード」と呼ばれるタイプで、従来のバーコードと比べて20分の1以下の面積で印刷できる。そのため、商品カタログなど印刷物のデザインや情報量を損なわずに付加できる利点を持つ。バーコードリーダーは株式会社ネオレックスの開発で、希望のユーザーに月額100円で貸し出される。今夏には株式会社ネオセルラーによる携帯電話装着型のバーコードリーダーも販売する予定で、Webサイトにアクセスせず、携帯電話からだけで注文完了ができるシステムも提供する方向だ。
(2001/2/20)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]