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■URL
http://www.gartner.co.jp/press/pr20010222.html
日本ガートナーグループ株式会社は、年末年始におけるインターネットショッピングに関するエンドユーザー調査の結果を発表した。
調査結果によると、年末年始(2000年12月から2001年1月中旬)にインターネットショッピングを行なったユーザーは50.7%で、購入商品として一番多かったのは「国内書籍・雑誌」が25.7%、次いで「宿泊・航空チケット」が17.7%、「海外書籍・雑誌」が12.4%となっている。日本ガートナーでは、インターネットショッピングは、求めている書籍を探し出す有効な手段として考えられていると分析している。
また、期間中の利用金額は、「1万円未満」が34.4%と最も多く、次いで「1万円以上~3万円未満」が28.7%となり、インターネットショッピングで支払われる金額は3万円を上限としたところで推移していることが伺えるという。また、インターネットショッピングの普及に伴い、購入商品金額も高額になる傾向にあるが、この点に関し、76.7%が「不安」あるいは「抵抗がある」と回答しており、インターネットショッピングにおける高額商品の購入に対する不安が払拭されたとはまだいえない状況にあるとした。なお、決済手段については、「クレジットカード」が81.1%と最も多く、次いで「現金振込み」が25.9%となった。日本ガートナーでは、ユーザーはクレジットカード決済における情報漏洩の不安を持っており、決済手段として現金振込みがなくなることはないとしながらも、代引きやコンビニエンスストアでの支払いといった代替手段が第2の決済手段として主流になるのではと予測している。
なお、国内サイトで人気のあるトップ5は、「楽天市場」(42.2%)、「Amazon」(19.3%)、「Yahoo!JAPAN」(13.8%)、「旅の窓口」11%、「紀伊国屋書店」9.2%との結果。
(2001/2/23)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]