|
|
 |
|
リニューアル後トップ画面
|
家電量販店の株式会社コジマは、ホームぺージ「コジマウェッブゲート」を3月1日より「コジマ・ドット・ネット」としてリニューアルする。ネット販売を本格的に推進していくほか、デジタルコンテンツの提供・販売にも乗り出す。
「コジマ・ドット・ネット」の最大の特徴は、デジタルコンテンツを提供・販売する「データショップ」を開設し、これまでの家電製品の販売だけでなく新しい事業分野へ参入する点だ。取り扱うコンテンツは3月1日時点で、学習、本、アミューズメントの3ジャンル。学習ジャンルでは、コジマ独自のコンテンツとしてサイト＆サウンド社の「キーボードスピード入力検定」を販売する。本およびアミューズメントジャンルでは、凸版印刷が運営するデジタルコンテンツ流通システム「Bitway」よりコンテンツ提供を受ける。今後はパソコンソフトのデータ販売や音楽ゲームなど取り扱いジャンルを順次拡充していく予定だ。また、新しい企画商品や取り扱い商品、新店舗設置のリクエストを受けるリクエストコーナーも設置された。なお、企画商品は製品化することもあるという。
このほか、機能面も大幅にリニューアルした。システムをパワーアップさせ、従来の100倍のアクセスに対応できるようにしたほか、Webからの配達情報および商品情報をホストコンピュータに自動配信し、商品管理から商品発送までオンラインで対応可能にする。さらに、メンバーズ制を導入しユーザーの属性情報に合わせたオススメ商品を画面に表示するレコメンド機能も搭載した。
コジマでは、リニューアル後の売上目標について「Web販売はアウトレット商品に特化しているので従来どおり7億円」としたが、将来的には年間30億円まで持っていきたいとしている。
(2001/2/28)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]