【新製品】

米Microsoft、「.NET」対応のWeb開発プラットフォームを発表

■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Mar01/03-05PlatformPR.asp

 米Microsoftは5日、Webサービスやアプリケーション開発向けのプラットフォーム「Visual Studio.NET Open Tools Platform」を発表した。同社の開発ツール「Visual Studio.NET」を使用する開発者や独立系ソフトウェア会社、ベンダーなどに向けた製品となる。

 同製品は、中核となる開発ツール「Visual Studio.NET」、ソフトウェア開発キット「Visual Studio Integration SDK」および「Visual Studio for Applications SDK」の3つの技術から構成されている。

 Visual Studio.NETは、XML、SOAP、UDDIなどの言語に対応し、開発環境をカスタマイズ・拡張・統合するための自動化モデルを提供する。この機能により、開発者がマクロやアドイン、ウィザード機能を利用して、特定の用途に合わせて開発環境をカスタマイズすることができる。Visual Studio Integration SDKは、ソフトウェア会社や言語ベンダーが自社の製品やサービスにVisual Studio.NETの開発環境を組み込めるようにするもの。また、Visual Studio for Applications SDKは、顧客のニーズに合わせてアプリケーションをカスタマイズするための機能を提供する。

 Visual Studio Integration SDKとisual Studio for Applications SDKは、ライセンス向けのプログラム「Visual Studio Integration Program」を通じて提供する。現在、50社以上の企業が同プログラムの技術を評価しており、30社以上の企業が契約を結んだとしている。

(2001/3/6)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net / yuy@ATTglobal.net]


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