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■URL
http://www.sankei.co.jp/pr/newsvue/vue.html
http://www.sp3.com/
産経新聞社は8日、新聞紙面まるごとをインターネットを通じて読者に“電子配達”するサービスを開始する方針を示した。これにより読者は、国内外を問わず、インターネット接続下にあれば、印刷した新聞と全く同じレイアウトで読めるようになる。インターネットを通じて新聞そのものを電子配達するのは日本初。
同サービスには、ソフトシステム開発会社のサピエンスと共同開発したシステムを用いる。このシステムでは、新聞紙面のレイアウトをそのままインターネットを通じてパソコンに送り、パソコン上での文字の拡大・縮小および印刷ができる。輪転機で新聞を印刷するのと同じ時間帯に、記事や見出し、写真などの紙面情報全てを電子情報に変換・圧縮し、高速インターネットに送る仕組みだ。読者は閲覧ソフト「ニュースビュウ」を使い、同サービスを利用する。産経新聞社によれば、1ページ分が数秒で表示されページめくりもスムーズだという。なお、文字は最大64倍まで拡大でき、印刷も可能だ。開始時期などは未定。産経新聞社では、4月上旬に詳細を明らかにするとしている。
(2001/3/8)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]