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■URL
http://www.teravicta.com/teravicta_news.htm
携帯電話を使ったアプリケーションやサービスが増えるにつれて、携帯が電波の状態によって切れることによる損失が無視できなくなってきている。これを解消しようというテキサスのベンチャー企業Teravicta Technologiesが、このほど540万ドルの初期投資を受けることに成功した。投資したのは主にVCのConvergent Investors。そのほかにAgave Capital、Castletop Capitalも名を連ねている。
同社はチャンネルの混雑と混線を減少させ、データレートを向上、さらに消費電力も削減しようとしている。これらの技術は米Microelectronics and Computer Technology Corporation(MCC) Research Consortiumで生まれたもので、Teravictaが技術とプロトタイプと製造施設を買収してスピンアウトした。
同社に投資したConvergent InvestorsのパートナーBrian R.Smith氏は、同社に投資した理由として「彼らはほとんどの携帯電話による音声、データアプリケーションに不可欠な重要な問題、特に品質の向上、より大きな帯域幅、容量の向上、といったものを解決することに焦点を合わせている。彼らは、証明された技術と来年までに市場に投入できるような頑健なソリューションを持っており、製品開発において頭一つ抜きんでている」とコメントした。
同社では最初の製品を今年の夏頃に発表したいと考えている。
(2001/3/13)
[Reported by taiga@scientist.com]