【業界動向】

日経BP、IT学習事業の「日経BPラーニング」を設立

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http://edu.nikkeibp.co.jp/

 株式会社日経BPは、4月2日にIT関連分野の学習事業を行なう「株式会社日経BPラーニング」を設立すると発表した。通学型スクール事業とWebベースドトレーニング(WBT)の2本柱で事業を展開する。

左から日経BP・吉村社長、日経BPラーニング・渡辺社長
 日経BP社代表取締役社長の吉村久夫氏は、「日経BPは雑誌や書籍、ニュースレターの発行、また展示会やセミナーなど、いろいろな意味で学習に関わっている。ここにスクールとWBTを加えることで、ITの新しい技術や使い方をしっかりとフォローしていきたい。また日経BPの約600人の記者や、これまでの出版物が生かせる」と、設立の経緯を説明した。別会社として設立したのは、独立企業のほうが多様なニーズに対応できるからとしている。

 日経BPラーニングでは、新橋に設立した通学型スクール施設「日経BPラーニングセンター」を主体としたスクール事業と、7月から本格始動するWBT事業を柱に事業を展開する。スクールはネットワーク技術者を目指すものからXML、CADまで30余りのコースがあり、平日の日中の短期集中コースがメインとなっている。サーバー実習やネットワーク実習を教室内で可能にする環境も提供する。WBTは企業にとってよりメリットが大きいとして、7月から企業向けにまず開始し、追って9月より個人向けにも提供を開始する。こちらはスクールよりもやや初心者向けの要素を強め、ITキーワード教室やExcelのスキルアップなど20数コースを提供する予定だ。
 日経BPラーニングでは初年度に約3億7,000万円、3年後に約10億円の売上げを見込んでいる。

(2001/3/26)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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