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■URL
http://www.ntt.com/streaming/ (12日より)
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社（以下NTT Com）は、インターネットでの映像配信プラットフォーム「ストリーミングサービス」を、4月12日より開始すると発表した。同社は以前よりコンテンツ事業者と共同で映像配信実験を行なっており、今回正式に商用提供を開始する運びとなった。ストリーミングコンテンツの配信に必要な機能を一括して提供することで、コンテンツ事業者の負担を減らし、ストリーミングビジネスの拡大を見込む。
「ストリーミングサービス」では、NTT Comのデータセンター内にストリーミング配信サーバーを設置して配信コンテンツを蓄積し、同社のグローバルIPネットワークを利用したコンテンツ配信を行なう。開始当初は数万の同時アクセスに対応し、ブロードバンドアクセスの普及に応じて、数10万から100万の同時アクセスにも対応するという。ナローバンドからブロードバンド（500Kbps程度）まで幅広い帯域に対応し、またコンテンツへの課金なども含め、配信に必要な機能をワンストップで提供していく。また撮影機材などの機器やサーバーまでのアクセス手段などを１つにまとめ、簡単にストリーミング配信ができる「ネットキャストステーション」の提供も予定している。
なお、同サービスではストリーミングコンテンツのポータルサイトなどを作る予定はなく、あくまでコンテンツ配信を支えるものとして、導入コンテンツなども企業からの希望がない限り公表しないとしている。
(2001/4/11)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]