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■URL
http://www.reds-net.co.jp/
不動産仲介会社を通さずにWeb上で不動産売買ができる不動産総合サイト「うりいえ情報館」がリニューアルオープンした。扱う物件は新築マンション、中古マンション、戸建、中古戸建、土地の5つ。不動産売買サービスのほか、不動産の専門家による無料アドバイスや有料の契約事務代行サービスなども行なう。
「うりいえ情報館」の最大の特長は仲介手数料が不要な点だ。従来、不動産売買を行なうには不動産仲介会社に依頼し、売買成立時に仲介手数料として売買価格の3%＋6万円（売買価格400万円以上、税別）を支払うというのが通常のシステムだ。しかし「うりいえ情報館」では情報掲載料を支払うだけで不動産売買ができる。情報掲載料金は個人向けと不動産会社向けの2コースがあり、間取り図1点と敷地測量図を掲載する「お手軽広告」が3カ月3,000円。建物の外観写真、間取り図、周辺地図、土地全景図、式地図、周辺地図など詳細なデータを紹介する「おすすめ広告」が3カ月5,000円。売却完了まで掲載し続ける「じっくり広告」（掲載内容は「おすすめ広告」と同じ）の場合は8,000円。不動産会社向けコースの新築マンション分譲広告のみ1物件に対して5万円の掲載料となる。これは例えば3,000万円の物件を売却した場合、約100万の経費が節約できるという計算だ。
不動産会社を介さない不動産売買はFSBO（For Sale By Owner）と呼ばれ、米国では不動産取引全体の20%を占めているという。「うりいえ情報館」物件数は関西が130件、関東が11件とまだまだ少ないが、今後物件数が増えれば期待できるサービスと言えるだろう。
(2001/4/12)
[Reported by tanimoto@impress.co.jp]