【業界動向】

米Microsoftと米HP、新興企業の電子商取引支援で提携

■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Apr01/04-17dotSmartPR.asp

 米Microsoftと米Hewlett-Packard(HP)は17日、新興企業の電子商取引事業を支援することで提携したと発表した。Microsoftの電子商取引戦略「dotSmart」とHPの起業支援プログラム「Garage Program」を組み合わせて、電子商取引事業の初期投資の軽減を図る。

 両社はこれまで、HPのGarage Program会員を対象に、Microsoftの「Visual Studio 6 Enterprise Edition」を無償提供することで提携している。今回の提携はこれを拡大したもので、「Visual Studio」に加え、「Windows 2000 Advanced Server」を初めとする多数の「.NET Enterprise Server」製品群を、HPのGarage Program会員に6カ月間無償で提供する。

 両社はMicrosoftの「dotSmart」サイトとHPの「Garage Program」サイトをリンクさせ、各サイトの訪問者が両社が所有する事業パートナーや技術提携会社のデータベースにアクセスできるようにする。dotSmartサイトでは、ソリューションプロバイダーや技術コンサルタント、独立系ソフト会社などのデータベースを利用可能で、Garage Programサイトでは、広告やマーケティング、調査などのサービスを提供する企業のネットワークにアクセスできる。参加企業はこれらを特別価格で利用できる。

 また、両社は提携の一環として、最も優れた新興企業1社に43万ドル相当のハードウェアおよびソフトウェアを無償提供する計画を明らかにした。これらには、HPの「NetServer」「LH6000 PIIIX-700」などのハードウェア、Microsoftの「Windows 2000 Advanced Server」「SQL Server 2000 Enterprise Edition」などのソフトウェアが含まれている。

(2001/4/18)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net / yuy@ATTglobal.net]


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