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ワイヤレスインターネットサービス（WIS）は、2.4GHz帯の無線を利用したインターネットの常時接続サービス「WIS-net」の提供を東京都内の一部エリアで開始した。今後9月までに140カ所のエリアに無線基地局を開設し、最大で5万ユーザーをカバーするネットワークを構築する計画だ。
WISは、マンション管理会社の日本ハウズイングや伊藤忠アーバンコミュニティと提携し、マンションの屋上などにWIS-netの無線基地局の設置を進めている。基地局はそれぞれ半径400メートルの“マイクロエリア”をカバーしており、そのマンションの入居者だけでなく、近隣の一般住宅ユーザーにもサービスが提供される。すでに大田区大森中2丁目、新宿区下落合3丁目、文京区根津1丁目、世田谷区松原3丁目、世田谷区上北沢4丁目、千代田区神田神保町2丁目の6エリアでサービスが提供されているほか、4月中には横浜市や千葉市などの6エリアでも開始する。
料金は加入料が2万5,000円、工事費が8,000円～、月額料金がネット接続込みで3,900円。スループットは1Mbpsとなっている。加入希望の申込はウェブサイト上で受け付けており、サービスが開始されるエリアから順に申込者に対して直接案内していく。
WISでは4月からのサービス開始と同時に、ジェーシービー（JCB）と提携し、WIS-netユーザーが加入できる提携クレジットカード「WIS-net JCBネットプライスカード」の発行を開始した。同カードに入会することで、カードの利用額に応じてWIS-netの月額料金が10～50％割り引かれる。例えば、カードの本会員および家族会員の1カ月の合計利用が15万円以上で50％の割引となり、WIS-netの月額料金は半額の1,950円で済む。
2.4GHz帯の無線を利用した常時接続サービスとしては、WISのほかに、スピードネットが埼玉県さいたま市で5月から開始する予定だ。スピードネットのサービス内容は、26日にも発表される。
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(2001/4/18)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]