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http://www.rioport.com/RioCorpPressReleases/1,3614,,00.html?article_id=1000521
デジタル音楽配信サービスの米RioPortは18日、携帯型プレーヤーや携帯電話などの非PC機器にデジタル音楽を直接配信するサービス「Direct-to-Device (d2d) Service」を発表した。セキュリティや認証機能を備えた非PC機器に直接デジタルを配信し、PCを経由しないことで不正な再配信を防ぐことができるという。
同社はデジタル音楽配信サービス「PulseOne Media Service」の一部として、d2dサービスを家電メーカーやインターネット端末メーカーに提供する。RioPortはデジタル音楽の配信について、5大レコード会社や多くの独立系レコード会社と提携しており、この新サービスへの対応についても、大手コンテンツ事業者と交渉中だという。現在、A&M RecordsやDreamworks Records、Priority Records、Moonshine Musicなどと提携し、新サービスの試験を開始する予定。
d2dサービスによって、コンテンツ所有者や機器メーカーが、消費者に対して、デジタル音楽を曲ごとに、あるいは会員制サービスによってダウンロードしたり購入できるサービスを提供できるようになる。レコード会社にとっては、デジタル著作権管理(DRM)機能を備えた機器向けに音楽の試聴版を配信して、CDの販売促進をもたらすといった利点がある。
RioPortはSONICblueやNike、Compaq、Samsungなどの家電メーカーと提携し、さまざまな形式の音楽ファイルをダウンロードして再生するためのソフトウェアやファームウェアを提供している。
(2001/4/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]