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■URL
http://www.instat.com/pr/2001/is0102es_pr.htm
米Cahners In-Stat Groupは18日、ブロードバンド接続サービスは今後も拡大するものの、2005年まではダイアルアップ接続サービスが依然として支配的だとの調査報告を発表した。同社では、インターネットはわずか10年足らずで米国家庭の半数以上に普及したが、今後5年間はインターネットに関心を持つ世帯数が減少するため、市場の成長が鈍化すると予測している。
調査では、2005年までは、ケーブルモデムやDSLモデムを使ったブロードバンドサービスはそれほど普及しない。ISPの収入はダイアルアップ接続による収入が大半を占めるため、ダイアルアップ接続サービスを停止することはできない。将来的には、ダイアルアップ接続のユーザーがブロードバンド接続へ移行することで、収入増を期待することができるとしている。
また、同調査によると、米国家庭の30%が、インターネット接続について「全く必要ない」「欲しくない」と回答。家庭でインターネットを利用する目的として最も多いのは電子メールとなっている。
(2001/4/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]