|
■URL
http://www.pewinternet.org/reports/toc.asp?Report=33
非営利調査機関の米Pew Internet & American Life Projectは24日、米国におけるインターネットを通じたデジタル音楽の利用動向に関する調査報告を発表した。2001年2月の調査で、インターネットで音楽ファイルをダウンロードした経験のある米国成人は約3,000万人に達し、インターネット活動の中では過去半年間で最も急速に増えている。
インターネットを利用する米国成人のうち、音楽をダウンロードした経験があるのは29%で、2000年8月時点の22%に比べて7ポイント増加している。これらのうち、過半数の51%が18-29歳の若者だった。これより若い12-17歳ではさらに割合が高く、53%に当たる700万人が音楽ファイルをダウンロードした経験を持つ。特に十代後半の少年で利用率が高く、15-17歳の少年ではその割合は約4分の3に達している。
調査では、昨年8月から今年2月までの半年間で、音楽のダウンロードはインターネット利用者にとってますます日常的な活動となっているとしている。音楽をダウンロードしている米国成人は1日当たり平均600万人に倍増した。この人数は、インターネットで商品を購入する1日当たりの平均人数に比べて2倍で、健康情報や旅行情報を探している平均人数と同等となっている。
(2001/4/25)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]