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■URL
http://www.wireless-village.org/news.html
携帯電話メーカー大手のスウェーデンのEricsson、米MotorolaおよびフィンランドのNokiaの3社は26日、携帯機器向けのインスタントメッセージング(IM)やプレゼンスサービスの共通仕様を策定するための団体「Wireless Village」を設立したと発表した。
同団体が策定する仕様は、携帯機器間だけでなく、インターネットベースのサービスとの間で、メッセージやプレゼンス情報を交換するために使われる。プレゼンス情報とは、ユーザーが「オンラインか、オフラインか、ビジーか」といった状態や、「家か職場か」といった位置情報、「ユーザーの気分はいいか悪いか」といった情報を表すものだ。
これらのプロトコルは携帯機器や無線ネットワーク向けに最適化される。同仕様の普及促進を図るため、同団体は業界他社への参加を呼びかけている。
Wireless Villageはアーキテクチャ仕様やプロトコル仕様、テスト仕様、ツールなどを提供するほか、WAPやSMSやSIPなどをベースにプロトコルなどの仕様の策定を進める。これらの仕様は2001年末までに公開される予定だ。
(2001/4/27)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]