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■URL
http://jprs.jp/
汎用JPドメインの先願による登録申請の受付が、5月7日の正午より開始される。JPRSではこれまで、開始時の混乱を避ける目的で、事前に「優先登録申請」「同時登録申請」といった期間を設けていたが、今後は一般的なドメイン登録と同様、先着順による受付となる。
すでに一部では汎用JPドメインによるウェブサイトが運用されており、汎用JPドメインを登録すること自体は特別なことではなくなりつつある。今後の関心は、日本語ドメインがいつから使えるようになるかという点に移っていく。実際のところ、優先登録申請と同時登録申請を通じて申請された汎用JPドメインのうち、かなりの数が日本語ドメインだったという。これら膨大な数の日本語ドメインが、登録はできても運用できないのではまったく意味がない。
今回の汎用JPドメインに限らず、“日本語.com”などのgTLDについても、多言語で運用できるようにするには、そのエンコード方法が標準化され、アプリケーションがこれに対応することが前提となる。しかし、その予定は遅れ、IETFが標準をRFCとしてまとめる時期が12月頃にずれ込んだ模様だ。せっかく登録できた日本語ドメインも、運用できるのは当分先のことになりそうだ。
(2001/5/2)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]