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■URL
http://www.aibo.com/
ソニー株式会社は、エンターテインメントロボット「AIBO」用の無線LAN対応ソフトウェアを発表した。第2世代AIBO「ERS-210」とパソコンを無線LANで接続することによりAIBOがメールの読み上げなどをするようになる。
今回発表された無線LAN対応ソフトは、「AIBO メッセンジャー」、「AIBO ナビゲーター」の2種。AIBO メッセンジャーでは、無線LANでパソコンと接続されたAIBOがメールの着信を知らせるほか、メールの内容やWebサイト上のニュース・天気予報などのテキスト情報を、あらかじめ設定しておいたキーワードに対応した動作を交えて読み上げるようにする。読み上げ音声は男性・女性など4パターンが用意されるとのこと。希望小売価格は15,000円で5月11日発売開始。また、AIBOナビゲーターは、パソコンからAIBOを遠隔操作するソフトで、前進・後進・左右回転などの制御が可能。また、AIBOに搭載されたカメラからの画像をキャプチャーし保存することも可能だ。こちらも希望小売価格15,000円で5月11日に発売を開始する。
なお、両ソフトとも利用するにはパソコン側に「IEEE820.11b」準拠の無線LANカードとAIBO側に別売の専用無線LANカード「ERA-201D1」(希望小売価格20,000円)が必要だ。対応OSは、Windows 98/SE/2000/MEとなっている。
ほかには、第1世代AIBOとじゃんけんやゲームができるソフト「パーティーマスコット」(希望小売価格9,000円)や、“誕生2周年”を記念した期間限定モデル「2ndアニバーサリーカラーモデル」(3色)も発売される。こちらは光りの当たり具合や見る角度により色合いが変化する特殊な塗装が施されているという。価格は165,000円で受注期間は5月11日から7月31日まで。
これらの製品は、インターネットのほか電話、AIBO取扱店で注文を受け付ける。ソフトは5月11日より期間の限定なしに注文を受け付け6月上旬以降順次出荷する。
(2001/5/7)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]