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■URL
http://www.mazunetworks.com/html/n-pressreleases3.html
米MazuNetworksは7日、分散サービス拒否(DDoS)攻撃を防ぐよう開発した技術について、顧客側で大規模な商用試験を開始すると発表した。これらの顧客には、米Equinix、米Exodus Communications、米Intel Online Servicesなどが名を連ねている。
DDoS攻撃はインターネット事業にとって重大な脅威であり、売上の損失や生産性の低下、コスト増などをもたらす。このような攻撃を防ぐため、Mazuの技術では顧客独自のネットワーク環境を動的に学習し、DDoS攻撃を検知して正常なトラフィックと分離する。
一般的に、DDoS攻撃を防ぐには、侵入トラフィックをフィルタリングする手法が用いられる。これに対し、Mazuのソリューションでは、DDoS攻撃を示すネットワークの輻輳パターンを検知して、正常なトラフィックを通過させて危険なパケットをフィルタリングする応答オプションを提供する。
Mazuは商用試験を経て、2001年第3四半期にこのソリューションを一般発売する予定だ。
(2001/5/8)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net / taiga@scientist.com]