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■URL
http://www.esbooks.co.jp/
リアル店舗の書店業界ではここ数年、本のセレクトショップとも呼べるスタイルが注目を浴びるようになった（東京都文京区の「往来堂書店」などが代表的なところだろう）が、その店長の気分を少しだけ味わえるサービスがオンライン書店の「イーエスブックス（eS!Books）」で始まった。
10日よりスタートした「みんなの書店」は、ユーザーそれぞれが“店長”となり、独自の品揃えの“仮想書店”ページをイーエスブックス内に開設できるサービスだ。イーエスブックスが扱う約150万件の書籍データベースの中から、各自が好きな書籍をピックアップし、書評とともにページ上に陳列・紹介できる。ページのレイアウトなどもある程度自分で決めることが可能だ。開設された各書店については、来店者数や売上、更新頻度などをもとに毎月ランキングを作成。上位に入った店長には商品券などが送られる。とはいえ、本好きにとってはここにお店を開くだけでも十分に魅力的なサービスと言える。
現在のところ、みんなの書店に開設できるのは一般の個人ユーザーのみだが、イーエスブックスでは6月にも、出版社や企業に対してのサービスを開始する予定だ。例えば旅行代理店が、旅のプロの視点で選んだガイドブックなどを紹介する一方、そこに自社サイトへのリンクを設けるといったような使い方を想定しているという。みんなの書店は利用するには会員登録が必要だが、料金は個人、企業ともに無料だ。
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(2001/5/10)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]