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米市場調査会社のGartnerは9日、オンライン小売り業者が返品処理に費やす経費は2001年には32億ドルに膨らむとの調査報告を発表した。この経費はオンライン売上の拡大に比例して着実に増加する。Gartnerは、Webサイトで商品を返品する処理を自動化することで、この経費を削減できると提言している。
Gartnerの調査ディレターを務めるGeri Spieler氏は「オンライン注文や商品照会に加えて、返品処理の自動化により、返品処理にかかる経費を最大73%削減できる。返品処理を自動化することで、コールセンターの通話料、注文の自動照合、データ入力・返品の確認、再出荷などの経費削減が可能となる」と分析している。
さらに、FAQやトラブルシューティングなどを製品情報と合わせて提供することで、フロントエンドのサービスにかかる費用を削減することができると提言している。
(2001/5/11)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]