|
■URL
http://www.mediaforce.com/news/prd.asp?pressrelease=438
米mediaForceは10日、インターネットを介した著作権侵害検知サービスを、AOLのインスタントメッセージングサービス「AOL Instant Messenger (AIM)」を使ったP2P型のファイル交換サービス「Aimster」に拡張すると発表した。
Aimsterによると、Aimsterサービスは暗号化されているため、著作権所有者が合法的な著作権を保護するのは難しいとしている。またAimsterは、暗号化されたネットワーク上で無料ユーザーのファイル交換活動を監視することは、著作権法やプライバシーの侵害に当たると主張している。
mediaForceの技術は、暗号化や電子透かしなどを使うことなしに、曲名やファイル名、配信日などを追跡できる技術。自己発見技術や、確率のランク付け式などを使って、NapsterやAimster、Gnutella、OpenNapなどのP2Pネットワーク上で音楽ファイルを特定する。さらにMP3形式の音楽ファイルを著作権侵害と記録し、ユーザーとサービス事業者に通知する。このソリューションの精度は99.6%以上だという。
mediaForceのCEOを務めるAaron Fessler氏によると「約450万人のAimsterユーザーが著作権が保護された音楽ファイルを不正にダウンロードしており、著作権所有者の損害は今年10億ドルにも昇る」という。MediaForceの新サービスにより、Aimsterネットワークにおける著作権侵害行為を特定して排除できるとアピールしている。
◎関連記事
■AIMの友だちリストでファイル交換できるソフト「Aimster」が登場
(2001/5/14)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]