DDIポケット、定額制のデータ通信サービス「AirH"」を開始

■URL
http://www.ddipocket.co.jp/news/i_h130516.html (AirH"リリース)
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/i_mc-p300.html (AirH"カードリリース)

「AirH"」のロゴ

　DDIポケット株式会社は、新データ通信サービス「AirH"」（エアーエッジ）を、6月1日より開始すると発表した。
　「Air H"」は、従来のPIAFS 64Kbps方式に加え、今回新たに設定した32Kbpsのパケット通信方式を利用することで、信頼性の高いデータ通信を低価格で実現するサービスだ。対象エリアは日本全国（ただしPHSで通話できない地域を除く）。コースはPIAFSとパケット通信を自動的に切り替える「フレックスチェンジ方式」を採用した「ネット25コース」と、パケット通信の「32Kパケット方式」を採用した「つなぎ放題コース」の2種類があり、ネット25コースは6月1日から、つなぎ放題コースは8月から提供を開始する。これは32Kパケット通信用の設備が、まだ完全には整っていないためとしている。

　料金は「ネット25コース」で月額5,800円、これには25時間分の接続が含まれている（以降は10円/60秒）。「つなぎ放題コース」は月額7,000円で、時間制限なしで利用できる。年間契約割引や長期利用割引などの割引システムを利用することで、「ネット25コース」で最低4,150円、「つなぎ放題コース」で最低5,050円まで料金を抑えることが可能だ。接続にはDDI Pocketの提供する接続プロバイダー「PRIN」を利用し、メールやWebスペースは含まれていない。なお、プロバイダーではKDDIの提供する「DION」のPHS対応コースで利用できる。

　なお「AirH"」の利用には同サービスに対応した通信用機器が必要で、6月1日に発売するセイコーインスツルメンツ株式会社の「Air H"カード　MC-P300」が、第一弾対応製品となる。

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(2001/5/16)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]