【業界動向】

米Disappearingと米ZANTAZが提携~“自動消滅する電子メール”をアーカイブ

■URL
http://www.zantaz.com/company/pressroom/pressRelease/index.cfm?52&3

 米Disappearingと米ZANTAZは16日、両社が戦略的な提携関係を結び、電子メールを総合的に管理するためのソリューションを企業ユーザーに提供していくことを発表した。

 Disappearing社は一定の時間が経過すると電子メールを自動的に消去するソリューションを開発、最近はMicrosoftとも提携して注目を集めている。またZANTAZは電子メールを低価格で安全にアーカイブするソリューションを企業に対して提供している。

 この提携により、Disappearing社は、ZANTAZの顧客に対してどのメールを破棄し、どのメールを保存するかを決定するポリシー管理サービスを提供し、一方のZANTAZはすでにメールポリシーを持っているDisappearing社の顧客に対してメールをアーカイブするサービスを提供する。

 この提携についてDisappearing社のCEO、Mike Burkland氏は「ここ数年の間に企業内におけるメールの利用が爆発的に増大しているものの、企業はその電子的な資産、特にメールアーカイブをコントロールする能力に欠けている。電子的資産の効率的な管理がなければ、企業は重要な知的財産を失うリスクを負うことになり、とてつもなく大きな法的問題にさらされることになるのだ」と述べ、このようなソリューションの大切さを訴えた。

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(2001/5/17)

[Reported by taiga@scientist.com]


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