|
■URL
http://media.aoltimewarner.com/media/cb_press_view.cfm?release_num=55251946
米America Online(AOL)と米VoiceStream Wirelessは21日、VoiceStream Wirelessのすべての携帯電話でAOLのインスタントメッセージサービス「AIM」を利用できるようにしたと発表した。北米のGSM携帯電話サービスでAIMサービスが利用できるようになるのはこれが初めてとなり、VoiceStream Wirelessのサービスを利用している400万人の人がその恩恵を受ける。またこの提携は、どこからでもAOLのサービスを利用できるようにするという「AOL Anywhere」戦略の直接的な表れだ。
この新しいインスタントメッセージサービスを利用すると、携帯電話から携帯電話へ、携帯電話からパソコンや他のデバイスへ、また机上のパソコンから携帯電話へ、インスタントメッセージを送ることができる。どこにいようともメッセージを送受信できるのは大きなメリットになるだろう。また、AIMのバディーリスト機能を利用することによって、携帯電話の画面で自分の友人や家族、同僚がオンラインになっているのかどうか確認し、オンラインであれば即座にメッセージを送るなど、パソコン上で利用してきたインスタントメッセージの利用方法が携帯電話上に延長される。さらにプライバシーを守るため、パソコン上のAIMの機能にも含まれているプライバシー保護機能が搭載されており、自分が望まない相手からメッセージを受け取らないですむように設定することもできる。
この新サービス開始についてAOL Mobile社長のLisa Hook氏は「より多くの人がコンピューターやその他のデバイス上のインスタントメッセージによるすさまじいまでの便利さの恩恵を受けるようになってきている。AIMサービスを携帯電話に拡張することは自然なステップであり、またさまざまな形態の通信の融合の一例でもある」とコメントした。
VoiceStream Wirelessでは同社のサービス利用者がAIMを容易に利用できるようにするための専用のウェブサイトを設けており、登録の仕方、設定の仕方などを説明している。
(2001/5/22)
[Reported by taiga@scientist.com]