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■URL
http://www.attrition.org/news/content/01-05-21.001.html
Webページの書き換え事件を伝えてきた非営利組織のAttrition.orgは21日、書き換え事件が増えすぎて対応できなくなったとして、改ざんページのミラーリング作業を中止すると発表した。
Attrition.orgによると、4月には1日に100サイト以上の改ざんページをミラーリングした日もあったという。これは、1995年と1996年を合わせた改ざんページの3倍以上に当たる。Webページ改ざん事件の急増により、スタッフの1人がミラーリング作業に要する時間は4~5時間にもなるという。ミラーリング作業はもはや趣味の領域を超え、報われない退屈な仕事になったとしている。
Attrition.orgは改ざんページのミラーリングを中止するが、今後は同じく改ざんページのミラーリングを提供するAlldasと協力して統計情報などを提供していく。既にAlldasとは改ざん通知の共有を始めている。またAttrition.orgは引き続き、改ざんに関するコメントや記事、トレンド、警告活動など提供していく。
(2001/5/22)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]