【業界動向】

米ActiveBuddyのIMを使った株価情報配信を3大証券取引所が承認

■URL
http://www.activebuddy.com/press/pr010521.shtml

 米ActiveBuddyは22日、同社のインスタントメッセージング(IM)技術を使ったリアルタイムの株価情報配信について、米国の3大証券取引所であるニューヨーク証券取引所(NYSE)、Nasdaq証券市場、アメリカ証券取引所(Amex)が承認したと発表した。

 ActiveBuddyは、IMを介して情報やアプリケーション、エンタテイメントなどを配信する双方向エージェントを開発・運用している。3大証券取引所の承認を得たことで、ユーザーがPCや携帯端末でIMを使って株価情報に迅速かつ簡単にアクセスできるようになる。

 サービス開始時にはリアルタイムではなく、Nasdaqからは15分遅れで、NYSEとAmexからは20分遅れで株価情報を配信する。将来的にはリアルタイム株価情報の配信も行う予定だ。

 ActiveBuddyのエージェントは、自然言語を理解するロボットとして働く。エージェントをバディリストに追加して、ActiveBuddyにメッセージを送ると、エージェントが数秒以内に要求した情報を返してくる。

 ActiveBuddyのCEOを務めるPeter Levitan氏は「IMはインターネットを介して最も迅速に株価情報にアクセスする手段になるだろう」とアピールしている。

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(2001/5/23)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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