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■URL
http://www.fbi.gov/pressrel/pressrel01/ifcc052301.htm
米連邦捜査局(FBI)と米商務省は23日、インターネット詐欺苦情センター(IFCC)が始めた一連のインターネット詐欺捜査「Operation Cyber Loss」において、90の個人と企業を摘発したと発表した。これらの詐欺事件には、電話を使った詐欺や郵便詐欺、銀行詐欺、不正資金浄化、知的財産権の侵害などが含まれている。これら詐欺事件の被害者数は5万6,000人、被害総額は1億1,700万ドルに及ぶ。
これらの詐欺には、オンラインオークション、オンラインショッピングで購入した商品の未配送、クレジットカード詐欺、投資詐欺、ネズミ講などがある。また、Webサイトやチャットルーム、電子メールなどを使った詐欺をインターネット詐欺と定義し、これが実在しない商品やサービスを提供するという詐欺に重要な役割を果たしたとしている。これら事件の大部分は、IFCCに寄せられた苦情から捜査が始まった。
Louis J. Freeh局長は「これらの摘発では、サイバースペース犯罪との戦いにおいてIFCCが非常に重要な役割を担っていることを示している。インターネット詐欺事件を適切な捜査機関に迅速に伝えるためには、このような電子的な情報センターを設けることが重要だ」と語っている。
(2001/5/24)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]