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■URL
http://www.macromill.com/
インターネット調査会社の株式会社マクロミル・ドット・コムは、「出会い系サイト」についての実態調査の結果を発表した。調査は、全国の20代~40代までの男女のiモード利用者に対して実施されたもの。
調査結果によると、有効サンプル数518名中、実際に出会い系サイトを利用したことがあると回答したのは178名。そのうち実際に何らかのトラブルに巻き込まれた人が2.8%、迷惑メールなどでイヤな思いをした人が12.4%と、利用者のうち合計約15%が何らかの「イヤな思い」をしているという。トラブル内容には「やりとりの相手が取引先の部長だった」「交際を断ったら執拗に追いかけられた」「中傷メールを流されたことが原因で婚約者と破談になった」など深刻な内容もあったとのこと。また、最近ニュースでも頻繁に取り上げられる「出会い系サイト」をきっかけとする事件については「自分も巻き込まれると思うと非常に怖い」が24.7%、「自分には関係ないがと思うが、怖いと思う」が65.2%と、合計で90%近くが出会い系サイトに何らかの恐怖心を持っているという。しかし、一方で70%以上が「自分には無関係である」と感じているという結果も出ている。
なお、出会い系サイトの利用の動機としては、女性が「メル友が欲しかった」、男性が「恋人が欲しかった」ことが主にあがっている。また、成果については、70%が「メル友ができた」、30%が「実際に会える異性の友達や恋人ができた」と回答しており、マクロミルでは、「利用目的に対しそれなりの成果を得ているようだ」としている。
(2001/5/29)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]