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■URL
http://www.pewinternet.org/reports/toc.asp?Report=35
非営利調査機関の米Pew Internet & American Life Projectは27日、オンライン小売り大手の米Amazon.comを上回る勢いで、米連邦政府がオンライン販売を行なっているとの調査報告を発表した。米政府は昨年、インターネットを通じて商品や資産を36億ドル売り上げ、Amazonの売上高28億ドルを上回った。
調査によると、政府機関が商品や資産を販売しているサイトは164サイトに及ぶ。例えば国防省は少なくとも8サイトで、歯みがきや中古の軍事用トラックを販売している。また、財務省のサイトでは貯蓄債券や短期債券を販売しており、その売上高は33億ドルと政府全体のオンライン売上の大部分を占めている。
政府が余剰資産を販売することは何も目新しいことではないが、政府がビジネスを行なう方法としてインターネットを用いるよう変化したと、Pewは指摘する。インターネットを使うことで、これまでより広範な購入者に到達でき、効率を大幅に向上することができる。また、商品や余剰資産を販売するための経費を削減することは、税金の節約を意味すると指摘している。
(2001/5/29)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]