【業界動向】

新千年紀記念行事担当大臣賞は「トヨタ自動車」~インパク第1四半期賞

■URL
http://www.inpaku.go.jp/gate/ranking/quarter/01/index.html

「インパク第1四半期賞」受賞者の面々

 総務省は30日、インパクに参加しているすべてのパビリオンから選ばれる「インパク第1四半期賞」受賞者の発表および表彰式を行なった。アクセス賞、分野賞(エンタテインメント賞、社会貢献賞、デザイン賞、アイデア賞、技術賞)、編集長賞、国際賞のほか、上記の賞の受賞結果をもとに選出された新千年紀記念行事担当大臣賞および新千年紀記念行事懇話会座長賞の受賞者が発表された。

 新千年紀記念行事担当大臣賞は、トヨタ自動車株式会社の「クルマ、夢と出会いを語るもの」が受賞した。同パビリオンは、1886年から現在までの世界中の名車、約3,000車種の画像と詳細データを網羅している「名車列伝」や顧客参加型のカスタマイズカー造りなどの大人にはたまらないコンテンツから、子供も楽しめる「GAMELAND」まで、幅広い世代で楽しめる12のコンテンツを展開し人気を博している。なお、アクセス賞1位、技術賞も同時受賞した。

 新千年紀記念行事懇話会座長賞は、株式会社エー・ジーの「ライト兄弟初飛行100周年記念 紙飛行機世界大会」が受賞した。同パビリオンでは、いろいろな種類の紙飛行機の紹介や紙飛行機をうまく飛ばすコツのほか、イベント情報や航空に関する幅広い知識など紙飛行機に関するさまざま情報を提供している。なお、糸井重里編集長が推薦した編集長賞も同時受賞した。

 そのほか、「アクセス賞」は、第2位高知県(アイデア賞も同時受賞)、第3位J-フォングループ(デザイン賞およびアイデア賞も同時受賞)、第4位アートコーポレーション株式会社、第5位株式会社フジテレビジョン(デザイン賞も同時受賞)が受賞した。

 表彰式では、堺屋太一氏が挨拶に立ち、「インパクは批判をもらって育ちゆく博覧会。閉幕したときに充実したアーカイブスになるよう遠慮ない批判を期待する」と述べるとともに、「インパクは日本発のコンテンツを広げた。インパクの各パビリオンが日本の知的財産になることを望む」とし、今後のインパクのさらなる発展に期待を示した。

(2001/5/30)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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