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■URL
http://www.nai.com/japan/prelease/pr_01A.asp?pr=01/05/30
「WebShield e500 Appliance」の外観
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まず「WebShield e500 Appliance」は、ウィルス対策機能を持たせたLinuxベースのゲートウェイサーバーで、SMTP 、HTTP 、POP3 、FTPといったトラフィックからウィルスを検出する機能を持つ。1時間に10~15万件の電子メールのスキャンが可能で、ファイヤウォールと併用することでウィルスおよび悪性プログラムの検出が可能となる。ソフトとハードがセットになった製品のため、容易に導入できる点も特長だ。価格は本体標準で275万円(初年度サポート含む)で、7月末からの出荷となる。
「ePolicy Orchestrator 2.0」は、企業内のウィルス対策ポリシー(定義ファイルの更新、ウィルスチェックの頻度など、ウィルス対策上のルール)を、1ヵ所で管理するためのポリシー管理ツールだ。ウィルスへの防御と発生した場合の迅速な対応を、最大25万ノードまで一括して管理できるという。価格は13万3,000円(100ノード)~で、出荷は6月中旬から。
また6月下旬より、ウィルス対策用クライアント「VirusScan 4.5.1」も出荷開始する。ウィルスが感染可能なファイルのみスキャンし、PCリソースを軽減する「デフォルトスキャン」や、プロキシーなどでFTPがうまく働かない環境でも定義ファイル更新を可能にする「Passive FTPサポート」といった新機能が加わっている。価格は60万円(1,000ノード)~。
日本ネットワークアソシエイツでは、これらの新製品で企業内ネットワークを広い範囲でカバーし、ウィルス対策を一元管理できるソリューションが提供できるとしている。
(2001/5/30)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]