|
■URL
http://www.sharestage.com/
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2001NEWS/0005/0530.html(リリース)
NTTコミュニケーションズ株式会社(NTTコム)は、ネット情報活用サービス「ShareStage」を6月11日より開始する。「ShareStage」の主なサービスは「ディスク機能」「ブックマーク機能」「オートログイン機能」の3つ。「ディスク機能」以外のサービスはすべて無料となる。
「ディスク機能」は文書や動画などのファイルをネット上に保存し、自宅やオフィスなどから、場所を選ばずにアクセスできるオンラインストレージサービス。50MBまでは無料で、それ以上は、50MB毎に月額390円の利用料金がかかる。個人のディスクスペースとして利用できる「MyDisk」、グループ内で共有できる「GroupDisk」、公開用の「OpenDisk」の3タイプを使い分けることが可能だ。 「ブックマーク機能」は「ShareStage」にブックマークを保存することで、インターネットに接続できる環境なら、どこからでも目的のサイトにアクセスできる。これも個人用の「MyBookmark」、グループ共有用の「GroupBookmark」、公開用の「OpenBookmark」の3タイプがある。
「オートログイン機能」はログイン時やレジストレーション時の入力処理を軽減してくれるサービス。ID/パスワードを自動的に入力したり、個人情報入力が必要なサイトにアクセスした場合、フォーム内を自動的に埋めてくれる。この機能も「ブックマーク機能」同様別な環境からでも利用できる。
以上のサービスのほか、自分がグループの管理者となり、ファイルやブックマークの共有やアクセス権を設定できる「グループ管理機能」や、ユーザーの嗜好に合ったサイトやコンテンツを配信する「レコメンデーション機能」(予定)などがある。 こういったサービスの場合、気になるのがセキュリティー面だが、NTTコミュニケーションでは24時間体制の監視はもちろん、SSL通信や個人情報の暗号化、また1日1回は顧客のデータベースをバックアップするなどの措置を講じるとしている。
「ShareStage」は一般ユーザーのほか、OCNユーザー、大学機関、ポータルサイトなどを対象にBtoBtoCとBtoCの2つのサービス展開を行なっていく。すでに中央大学が導入を決定しているほか、いくつかの私立大学との話が進行中だという。またポータルサイトなどに対しては「ディスク機能」+「オートログイン機能」などの個別提供も行なう。
(2001/5/30)
[Reported by tanimoto@impress.co.jp]