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【サービス】

ストリーミングコンテンツのポータルサイト
「ウェブストリーム」

■URL
http://www.webstream.co.jp/

(右から)坂本桂一代表取締役会長、水上真代表取締役社長、柴原眞介代表取締役副社長

 株式会社ウェブストリームは、ストリーミングコンテンツのポータルサイト「ウェブストリーム」を6日に開設する。キーワードや視聴率ランキングから検索できるほか、音声認識や画像認識技術で映っている人の声や顔を識別、好きなタレントの出演しているコンテンツを検索できるサービスも予定している。

 ウェブストリームで検索できるのは、コンテンツプロバイダーからの登録依頼を受け、インデックス化したもの。ブロードバンド時代を見据え、500kbps以上のビデオクオリティのコンテンツのみを扱っていくという。あくまでもユーザーがアクセスする入口を提供するサービスで、自社での配信は行なわない。

 コンテンツプロバイダー側も、既存のサーバーにコンテンツを置いたままで対応可能だ。ウェブストリームのロボットが、依頼を受けたコンテンツプロバイダーのサーバーを回ってインデックス化する仕組みで、映像から静止画を切り出し、自動的にサムネール画像を生成する機能も提供される。課金システムも用意し、コンテンツプロバイダーが課金モジュールを既存サーバーに導入するだけで有料コンテンツが配信できるようにする。

 現在、ストリーミングコンテンツのポータルサイトがいくつか登場しているが、提供されているコンテンツ自体の種類がまだ少なく、どこもほぼ同じコンテンツが紹介されているのが現状だ。これに対しウェブストリームでは、さまざまな方法でユーザーの見たい映像を“探せる”機能を充実させることで、他のポータルとの差別化を図る。

 また、当初は企業からの登録を見込んでいるが、将来は個人でもブロードバンドコンテンツを公開できる環境が普及することを踏まえ、個人が発信する、よりニッチなコンテンツも扱っていく考えだ。これにより、膨大なコンテンツの中に埋もれがちなクオリティの高いストリーミングコンテンツとユーザーのニーズを取り持つ仕組みを提供するとしている。

(2001/6/5)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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