【業界動向】

米Jabber.comと米Nuanceが提携、音声IM分野を開拓

■URL
http://www.jabber.com/news/release_060701.shtml

 米Jabber.comと米Nuanceは7日、提携を発表し、音声を使ったインスタントメッセージング(IM)アプリケーション分野を開拓していくことを発表した。

 Jabber.comはオープンソースのIMソリューションである「Jabber」の商用版を開発している企業で、Webb Interactive Servicesの子会社でもある。一方のNuanceは、音声を使ってWebを利用するための技術開発をしており、音声認識・音声認証・音声読み上げなどのさまざまな音声アプリケーションを実用化している。

 今回の提携によってNuanceは、JabberのIMテクノロジーに音声によるインターフェイスを提供する。これによりNuanceの顧客が音声を利用したIMアプリケーションを開発できるようになる。また、Jabber.comは「Nuance7.0」音声認識エンジンをIMソフトに実装する。

 音声を利用したIMにより、PCの前にいるバディーに対して一般電話を使ってテキストメッセージを送ることができるようになるほか、受信側ではテキストによるメッセージがNuanceの技術によって音声に変換され再生される、といった応用も考えられる。

 両社の提携についてThe Burton GroupのアナリストであるJames Kobielus氏は「IMやプレゼンスサービスは電話や携帯電話を含むありとあらゆるクライアントデバイスからアクセスできなければならない。NuanceとJabber.comの提携は重要な業界トレンドを示している。それはIMやプレゼンスサービスとメッセージ、コラボレーション環境への統合であり、そこではデータ・音声・有線・無線などどのような形態の情報であれ、それに対して同じサービスが提供されるということだ」と指摘した。

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(2001/6/8)

[Reported by taiga@scientist.com]


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