【調査結果】

日本で一番インターネットを利用しているのは「横浜市青葉区」
三菱総研とネットレイティングス、「インターネット利用者基礎データ2001」を刊行

■URL
http://www.mri.co.jp/NEWS/2001/pr01070400.html

市区町村別の利用率ランキング
順位 市区町村名 インターネット
利用率(個人)
1位 横浜市青葉区 44.8%
2位 東京都目黒区 43.8%
3位 埼玉県和光市 43.6%
 株式会社三菱総合研究所(以下三菱総研)は、ネットレイティングス株式会社と共同で「インターネット利用者基礎データ2001」を発表した。

 これはインターネット人口およびインターネット利用に関する最新調査データ集で、ネットレイティングスが1999年12月から2001年3月までに、全国23万3千世帯を対象行なった電話調査の結果に、三菱総研が分析を加えてまとめたものだ。電話調査はRDD方式(ランダム・ディジット・ダイヤリング方式、乱数を用いて電話番号を発生させる電話調査の手法)で行なっている。両社はこれまでは「季刊 インターネット利用者基礎データ」を3ヶ月に1度発行し、都道府県別のインターネット利用率やPC所有率、携帯電話所有率などをまとめていた。今回は2000年のインターネット動向を総括する年鑑であるため、市区町村の単位まで詳細なデータを掲載している。掲載した市区町村の総数は1094となる。

 この市区町村単位で、日本で最もインターネットを利用しているのは「横浜市青葉区」という結果が出ている。青葉区の個人のインターネット利用率は44.8%、また世帯単位のインターネット接続率は69.6%で、いずれも全国1位となっている。この結果について、三菱総研では、東急ケーブルビジョンなどのCATV網の存在と、居住者特性(年齢層・所得など)などが要因としている。概して都市近郊のベッドタウンで所得が高い地域は、インターネット利用率も高い傾向が見られるという。

 また都道府県別の個人のインターネット利用率では、東京都(32%)、神奈川県(30%)、大阪府(24%)がトップ3となった。

「インターネット利用者基礎データ2001」は報告書版とCD-ROM版で発売中で、報告書が定価5,000円、CD-ROMは定価7,000円(いずれも税込)。Webサイトから通販申込みが可能だ。

都道府県別の利用率ランキング
順位 都道府県名 順位 都道府県名
1位 東京都 11位 滋賀県
2位 神奈川県 12位 福岡県
3位 大阪府 13位 岡山県
4位 奈良県 14位 群馬県
5位 埼玉県 15位 石川県
6位 京都府 16位 徳島県
7位 愛知県 17位 千葉県
8位 兵庫県 18位 富山県
9位 山梨県 19位 三重県
10位 広島県 20位 北海道

(2001/7/5)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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