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■URL
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2001NEWS/0007/0705.html
ボイスモード専用ソフト |
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NTTコミュニケーションズ株式会社(NTTコム)は5日、OCNユーザー向けの音声によるコミュニケーションサービス「OCNボイスモード」を8月中旬より提供すると発表した。「ボイスモード」は、いわばインスタントメッセンジャー(IM)の音声版といえるもので、利用には専用ソフトが必要。利用料金は月額300円。PC間の通話は無料だが、PCから一般加入回線(1回線限定)へ通話する場合、3分25円かかる。なお、動作環境はWindowsのみ。
「ボイスモード」では、相手がオンラインかどうかを確認できる接続状態表示機能や、通話しながらデジタルカメラの画像などを転送できるファイル転送機能が提供される。また、相手がオンラインにいなかった場合に、音声メッセージをメールに添付して送ったり、通話中の音声を録音したりできる。
NTTコムによると、音質は携帯電話並を確保できるとしており、従来のIMに比べて認証機能の強化(ボイスモード番号+パスワード番号でサーバーに接続)や、IP電話の弱点である遅延の少なさを強調する。今年度末までに、OCN会員500万人を目指しており、そのうち5~10万人がボイスモードを利用すると予測している。また、通信相手の映像が見られるTV電話機能や多人数で会話ができるマルチポイント通信などにも対応していく予定だ。
Voice Edition構想 |
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このサービスは、NTTコムが推進するVoIP技術を用いた音声とインターネットの融合コンセプト「OCN Voice Edition」の第1弾。このほか、音声によるインターネット検索や利用者の嗜好にあわせて必要な情報を収集するエージェント機能などを提供する「ボイスプロンプト(仮称)」や、固定電話や携帯電話からインターネットに接続してタウン情報や株価情報などの音声コンテンツを利用できる「Vポータル(仮称)」を順次投入していく。「Vポータル」では、PIM機能も追加する予定だ。
(2001/7/5)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]